2020年のコロナ禍をきっかけに、体調や生活の変化を感じた方も多いのではないでしょうか。
私もそのひとりです。60代を目前にして、コロナ感染疑い・ヘルニア・更年期と、立て続けに体調の波にのまれました。
このブログでは、私の経験を正直に綴っています。同じように不調に悩んでいる方にとって、少しでもヒントになれば幸いです。
コロナにかかったかもしれない2020年の春
急な息苦しさと動悸に襲われた夜
2020年3月、勤務先のビルで感染者が出た直後、私の体にも異変が起きました。
ある夜、布団に入った瞬間に心臓が激しくバクバクし、布団をかけると息苦しくて眠れなくなってしまったのです。
「もしかしてコロナ?」という不安の中、保健所に電話したものの、当時は発熱がないと対応してもらえない状況でした。
健康診断でわかった「過去の肺炎」
その半年後、健康診断で「以前肺炎になっていた可能性がありますね」と言われ、あのときの不調がようやく腑に落ちました。
検査できなかったとはいえ、自分の体の声にもっと敏感でいるべきだったと感じました。
更年期と重なった体調の揺らぎ
疲れやすさ・だるさがなかなか抜けない
コロナの後遺症か、更年期の影響か、疲れやすさや気分の落ち込みが続きました。
「歳のせいにしたくないけど…」と複雑な思いを抱えながら、毎日をこなしていました。
少しずつ体がついてこなくなる不安
今までできていたことが、少しずつできなくなる不安。
でも、これをきっかけに「自分の体と丁寧に向き合っていこう」と思うようになりました。
椎間板ヘルニアの長い痛みと回復
動くのがつらい…長く続いた腰の痛み
数ヶ月後、腰に強い痛みが出るようになり、病院で「椎間板ヘルニア」と診断されました。
私の場合は、2年近く痛みが続く長期戦でした。
MRIでわかった原因と経過
MRIでは、椎間板が神経を圧迫している様子がはっきり写っていました。
少しずつ改善してきたとはいえ、「焦らずゆっくり回復する」ことの大切さを実感しています。
腰が軽くなったと同時に体重も変化
ウォーキングの効果が出始めた?
ある日、「あれ、腰が軽いかも?」と感じた瞬間がありました。
そのタイミングから、何をしても減らなかった体重がスーッと落ち始めたのです。
特別なダイエットはしていませんでしたが、歩くことが増えたのが良い影響だったのだと思います。
糖尿病手帳で記録した変化
当時、糖尿病予備群ということもあり、内科で定期的に数値を記録していました。
「糖尿病手帳」に書いていた体重と血糖値の推移を見ると、体が内側から整ってきたことがわかりました。

私の経験が誰かの力になれたら
なかなか良くならない日々でも
不調が続くと、つい「いつまでこのままなんだろう」と落ち込んでしまいます。
でも、回復には時間がかかるもの。焦らず、ひとつひとつ乗り越えていけたらいいなと思います。
昭和女子は意外とタフかもしれない
60代直前でも、体づくりを始めるのに遅すぎることはありませんでした。
有酸素運動や筋トレで、少しずつ筋力もついてきました。
「もう歳だから」ではなく、「今からでも変われる」
そう思えるようになったことが、何よりの収穫かもしれません。
最後になりますが、今回の椎間板ヘルニアの件では、多くの方々に支えていただきました。
この場をお借りして、心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
とくに同じ職場の皆さまには、感謝してもしきれません。
椅子に座れないときには高さを調整してくださったり、快適なものと交換してくださったり、痛みが強いときには遠くからそっと見守ってくださったり――本当にありがとうございました。
おかげさまで、休職することなく仕事を続けることができ、皆さまの温かいサポートに支えられて乗り越えることができました。
また、整骨院の先生をはじめ、治療に関わってくださった皆さまにも、長い期間支えていただきましたことを深く感謝申し上げます。
そして、自分の経験をこうして発信する機会を与え、実現まで導いてくれた友人にも、心から感謝しています。
そのほか、家族をはじめとするすべての方々へ。
本当にありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
アラフィフ・アラカン世代のみなさん、一緒に前向きに年を重ねていきましょうね!
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